一句を読み解く211 大呂俳句会 投稿日:2017年10月8日 作成者: dvx223272017年10月8日 秋といふ大きなうしろすがたかな 三玉一郎 「大いなる後ろ姿のような秋」という直喩が前提にあって、その語順をくるりと回して見せることで暗喩が成立した一句、「大きなうしろすがた」、まるで父親の寂しい後ろ姿のようである。(m)