一句を読み解く 205 大呂俳句会 投稿日:2016年11月27日 作成者: dvx223272016年11月27日 石臼で過ぎし月日を茎の石 飴山實 普通の人ならこれをどう詠むかと考えてみるのも為になる。「石臼を漬物石にしたりけり」くらいであろうか。「石臼で過ぎし月日を」といういくらか回りくどい描写まで行き着けるかどうか、俳句を作る人ならそこが試されているといってもいい。(m)