稲の香や束ねて落つる水の音 蓼太
稲を束ねているような感じもあるが、水が束ねて落ちるのである。「束ねて」という表現が言葉の技、稔りの森閑とした大地に「落し水」の音が響き渡り、稲はまだ刈入れ前の香りを放つ。季語は「稲の香」、付きすぎの感じもあるが「稲の香や」と置くことで「落し水」が生き生きと表現されている。『蓼太句集三編』

稲を束ねているような感じもあるが、水が束ねて落ちるのである。「束ねて」という表現が言葉の技、稔りの森閑とした大地に「落し水」の音が響き渡り、稲はまだ刈入れ前の香りを放つ。季語は「稲の香」、付きすぎの感じもあるが「稲の香や」と置くことで「落し水」が生き生きと表現されている。『蓼太句集三編』