我が影の壁にしむ夜やきりぎりす 蓼太 大呂俳句会 投稿日:2015年9月28日 作成者: dvx223272015年9月28日 「壁に映える影」なのだが表現を一歩進めて「壁にしみる」と詠んだ一句。「染む」という言葉にしみじみとした思いが宿る。「壁に映える」から「壁にしみる」までの距離は一歩のようでかなり遠いのかもしれない。(m)