栗の花紙縒のごとし雨雫 杉田久女 大呂俳句会 投稿日:2014年7月4日 作成者: dvx223272014年7月4日 栗の花は、梅雨のころ、木を覆うようにして垂れ下がり、独特の青臭い匂いを放つ。久女の句、栗の花を紙縒(こより)に見立てたところが面白い。鬱陶しい花ではあるが、紙縒といわれてみると、楽しげな花にも見える。(m)