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カテゴリーアーカイブ: 一句鑑賞

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落し文蕪村は小さき足なりし  宇佐美魚目

大呂俳句会 投稿日:2018年6月4日 作成者: dvx223272018年6月4日

 遺された蕪村の草鞋でも見たのだろうか。「オトシブミ」が落とした巻葉を見るたびに蕪村を思い出すのかもしれない。(m)

あをあをと草の若狭やほととぎす  長谷川櫂

大呂俳句会 投稿日:2018年6月3日 作成者: dvx223272018年6月3日

 「あをあをと」草が茂っているのは何も若狭だけとは限らない、が、西の都である京、大阪を中心に考えれば、近江はやや草深く、その先の若狭はさらに草深いとも言える。「あをあをと草の」までが短歌でいう序詞のような役目をしていて、「若狭」という地名を導く。つまり、「あをあをと草の」は若狭を讃える言葉に他ならない。句に添えられた「ほととぎす」は声が大きく高いところで鳴く鳥、郭公などと同様、大きな空間を感じさせる季語である。「あをあをとした草の若狭」が平面的な広がりならば、「ほととぎす」はその空間をさらに垂直的に広げている。(m)

しら雲を吹き尽したる新樹かな  才麿

大呂俳句会 投稿日:2018年6月1日 作成者: dvx223272021年5月6日

wakaba 吹きつくしたのは「風」であって「新樹」ではない。雲ひとつない空を言うのに、「大空に雲ひとつなき新樹かな」と詠んだのではつまらない。「吹きつくしたる」がことばの技。吹きつくしたあとの真っ青な空にはひゅうひゅうと風の音が残る。(m)

恋のない身にも嬉しや衣がへ  鬼貫

大呂俳句会 投稿日:2018年5月31日 作成者: dvx223272018年5月31日

 着物が軽くなればおのずと心も軽くなる。「恋のない身」がとぼけた味わい。(m)

梨棚の上に手が出て袋掛け  渡辺文雄

大呂俳句会 投稿日:2018年5月30日 作成者: dvx223272018年5月30日

 剪定、摘花、袋掛、収穫などの作業が容易にできるように梨棚は低く作られている。そこをうまく句にしたのが「梨棚の上に手が出て」ということ。面白いところを見ている。(m)

さくらんぼ洗ひて光新しく  澤田美那子

大呂俳句会 投稿日:2018年5月28日 作成者: dvx223272018年5月28日

 「光新しく」であるから朝の光であろうか。摘みたてのさくらんぼが宝石のように輝いている。(m)

鈴の音のかすかにひゞく日傘かな  飯田蛇笏

大呂俳句会 投稿日:2018年5月27日 作成者: dvx223272018年5月27日

 日傘に鈴がついているとも読めるが、小さな鈴を身に着けていると女性と解す方が自然である。美しい俳句である。(m)

ボート部の声揃ひけり夏燕  小島健

大呂俳句会 投稿日:2018年5月26日 作成者: dvx223272018年5月26日

 健全そのものを描いたような一句、ボートにも夏燕にも勢いがある。(m)

滝を捧げ那智の山々鬱蒼たり  相馬遷子

大呂俳句会 投稿日:2018年5月25日 作成者: dvx223272018年5月25日

 那智山中には滝が六十余りあるという。それらの多くは滝に籠って修行するための神聖な滝である。句に詠まれた滝は一の滝と呼ばれる大瀧であろう。高浜虚子が「神にませばまこと美はし那智の滝」と詠んだように、滝そのものが神である。それを、神の山に捧げているという。厳かな一句である。(m)

網棚に帽子の箱や麦の秋  長谷川櫂

大呂俳句会 投稿日:2018年5月24日 作成者: dvx223272018年5月24日

 初心者がこれを詠むと「どこまでも車窓一杯麦の秋」ということになる。車窓に広がる黄金の麦畑を詠むのに「網棚に帽子の箱や」で足りていることを今日の一句から学び取ることが大切である。(m)

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