まいまい句会感想④
飲食は花降る岸辺尉と嫗 すずめ
下五に収めるため「い」と「おみな」としたのだと思いますが言っている事自体が面白くありません。
にぎにぎの指ほどくかに楓の芽 すずめ
「赤子の手開きゆくかに楓の芽」としても常套だと思います。
遠方に芽木と芽木ではないものが ばふき
「芽木でないものが」をはっきりと言わないと俳句になりません。このままだと「遠方に花と花でないものが」「椿と椿でないものが」何でも出来てしまいます。
亀鳴くやわかりあへずに人逝きて さび猫
「亀鳴く」の季語があっていないと思います。
薫風や生家にのこる柱傷 秀昭
出来ている句なのですが、唱歌の歌詞を連想してしまいます。
丸太橋渡りて青き踏みゆける 百合
このままですと丸太の橋を渡って草を踏んで行きましたと、間伸びした散文的な感じがします。「丸太橋こはごは渡り青き踏む」
(立)
