45 足袋の先鼻緒にはまりきりりっと 冬菫 0
トリビアリズム。
——
48 観覧車の上り詰めたる初景色 ひろし 2
「初景色」があまりにも正直な季語。風景ではないものを持ってくる勇気が必要。
あらたまを上り詰めてや観覧車
——
50 AIを覗いて一句春めけり たけじ 0
意味不明

45 足袋の先鼻緒にはまりきりりっと 冬菫 0
トリビアリズム。
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48 観覧車の上り詰めたる初景色 ひろし 2
「初景色」があまりにも正直な季語。風景ではないものを持ってくる勇気が必要。
あらたまを上り詰めてや観覧車
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50 AIを覗いて一句春めけり たけじ 0
意味不明
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【俳句作品抜粋】
宵山の提灯映し潦 村上いと子
盆栽の枝を借りてや鵙の贄 小林土璃
通過する列車のあとを秋の風 赤林有子
山眠る天文台を光らせて 米元ひとみ
巡航船の汽笛長々秋惜しむ 吉野新太郎
凍滝やこの世の時を飲み込んで 杉本雄一
競輪の歓声の空小鳥来る 子田参月
ぐんぐんと背丈が伸びて夏盛ん 堀田一枝
一斗缶がんがん鳴らし鳥威し 星野睦子
手のひらに大樹の鼓動雪解風 若林れい子
能登時雨仮設にぽつと灯のともり 河野凡士
生きてゐるだけで褒められ敬老日 今井律子
なるやうになつてしまひぬ破芭蕉 根岸文夫
才もなき句集完成秋刀魚焼く 成田帆里
掌に朝の温もり寒卵 田村文孝
古里も昭和も遠く雪が降る 北原八重子
柿熟るゝ葉をことごとく落としては 楼井清一
マンションと見まがう拘置所鳥渡る 岡﨑政代
夫と乗る百円バスの小春かな 柳 和枝
真夜中の田んぼで遊ぶ案山子かな 吉川知日子
ぶらぶらと買ふ当てもなし歳の市 中村光枝
煤払ひ先ずは柱の古時計 岡野房子
釣道具揃へて転勤春の風 森本哲雄
42 初夢やまだ見ぬ景色二度寝する ふさこ 0
「初夢」の季語で夢の内容を詠んではだめ。初夢にどんな夢を見たか、これが説明の俳句。
——
43 ハート絵馬鳴らす六甲颪かな 凡士 1
何かの発見がなければただの報告。
——
44 汁椀に焼き餅沈む朝餉かな 参月 0
雑煮のことか?ちょっと当たり前。
37 冬晴やゆつくり溶ける朝の月 さび猫 2
「ゆつくり溶ける」は強引な描写。
——
38 くつ下を三枚重ねて初日の出 和彦 0
せいぜい二枚では?
——
41 お互いの老いを労う初電話 政代 1
ちょっと情けない「初電話」。「老いを労ひ」と連用形に。
31 木も石も人も黙する結氷期 くらっ太 0
季語が仰々しい。
木も石も人も黙して寒に入る
——
33 隙間風怖し沈黙なほこはし いつせ 1
季語である「隙間風」を修飾しない。
恐ろしきは妻の沈黙隙間風
——
35 軒つらら浮かべロックの夜更けかな 青海 0
オンザロックのことか?ちょっと分かりにくい。
22 波瑠越しの小春の空にアドバルーン 一徳斉 1
意味不明。
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23 新年会着る物迷い一張羅 かずえ 0
「一張羅」までいう必要はない。
着る物に迷ひ迷うて新年会
——
24 袈裟懸けに寒林を射す朝日かな 青海 4
4点も入っていますが、ただ事に近い、写生句はただ事になりやすい。
19 玉砂利を踏むや淑気のさくさくと くらっ太 0
普通に詠めばいい。
境内の玉砂利を踏む淑気かな
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20 川の字に並ぶ親子や初詣 なつこ 0
語順?
川の字に親子並んで初詣
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21 節東風や博多に住みて四十年 一徳斉 1
どんな季語でもそれらしくなる、つまり「博多に住みて四十年」はただごとです。
14 定年や古き外套捨て切れず 哲雄 2
説明っぽい。
くたびれた外套を着て定年す
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15 重ね着や期限の切れし非常食 新太郎 1
季語の選び方が難しい一句。
すが漏りや期限の切れし非常食
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18 枯草や道路に靴下落ちて居る ばふき 0
山頭火風に詠むのも面白い。
枯草に赤い靴下落ちてゐる
8 甘露煮の魚艶やかや屠蘇祝ふ 文夫 0
「屠蘇」と「年酒」の違いを歳時記で調べたほうがいい。
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11 警策のひびく静寂や白障子 文夫 3
禅堂の「静寂」は当たり前。
警策の響きを雪の白障子
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12 禽獣を抱きて山の眠りかな 秀昭 4
「禽」は鳥類?
獣らを深く抱きて山眠る
4 手加減のやがて悔しき歌留多取り 冬菊 5
下五「歌留多かな」と置く癖を、「歌留多取り」では説明。
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5 一秒を縮める走り息白し 哲雄 3
短距離走のことか?ちょっとあいまい。
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6 紙漉きの寂しき後ろ姿かな 百合 1
あっさりした味わい。