まいまい句会感想15
74 立春大吉下界の事はすべて些事 せつこ 1
悟ったような俳句は避けられる。
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81 樟脳舟たらひに浮かぶ日永かな 百合 1
懐かしい「樟脳舟」、季語がいい。
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85 戸締りもいらぬ山里草萌ゆる 文夫 3
季語?
この辺り戸締り不要山笑ふ
まいまい句会感想14
70 竹相打つ中に座禅くむ座禅草 冬菫 0
ごちゃごちゃ。
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71 福寿草ところどころを笑ひ合ひ 秀昭 1
意味不明。
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73 雪を掻く昨日も今日も明日もまた 新太郎 2
当たり前。
まいまい句会感想13
66 桜散る肩にひとひら置き土産 弓楽 0
「肩にひとひら置き土産」、これが底の浅い描写。
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67 磨かれし仏具の奥の涅槃絵図 順紀 3
「仏具の奥」があいまい。
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69 健康器にぶら下がりては日脚伸ぶ 秀昭 0
季語「春を待つ」がいい。
健康器にぶら下がりつつ春を待つ
まいまい句会感想12
58 啓蟄や国の行く末案じたる 春生 0
生真面目な俳句がいかにつまらないか、
こんな国どうでもよろし大朝寝
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64 長生きも時にはつらし寒灸 新太郎 0
辛い内容を暗示する季語ではだめ、
長生きも時にはつらし鳥雲に
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65 鳥帰る掃き癖箒捨てかねて 小林土璃 0
「掃き癖箒」、これが俳句をいたずらにややこしくしています。俳句はすっきりが命。
鳥帰る古き箒を捨てかねて
まいまい句会感想11
43 何かいる冬の月見て子が叫ぶ かずえ 0
月に何かがいるという発想そのものが陳腐。
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44 喜びも悲しみもあり春炬燵 春生 0
どんな季語でも成り立つ「喜びも悲しみもあり」、つまりただごと。
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57 咳しても一人の家や夫の入院 幹子 1
尾崎放哉のエピゴーネン「咳をしても一人 放哉 」
まいまい句会感想10
38 寒椿の垣を曲がれと白き道 なつこ 0
「白き道」が意味不明。
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40 その思ひ内に秘めたる恋の猫 ひろし 0
「内に秘めたる」がおかしい。
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41 車椅子ラグビー闘志むき出して 哲雄 1
あまりにも当たり前。
まいまい句会感想09
33 つるし雛障子に映る鳥の影 文夫 1
上五に動詞が欲しい形、
雛吊りて障子に映る鳥の影
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35 木の芽和へ夫はすり鉢持つ係 光枝 0
このままでは説明。
すり鉢は夫が抑へて木の芽和
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36 山毛欅林の奥より湧ひて春の水 凡士 1
もう一歩踏み込んでみる勇気も必要。
山毛欅林をくすぐるごとし春の水
まいまい句会感想08
26 新社員余興は故郷の安来節 哲雄 1
ただの報告。
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31 立春や讃岐の富士の迫り来る ひろあき 0
「迫り来る」が意味不明。
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32 あぜ道に浅き人影浅き春 青海 0
「淡き」ならわかるが「浅き」で意味不明。
まいまい句会感想07
23 さらさらと水路煌めき蝋梅花 さび猫 0
もっとすっきり。
蝋梅や水きらきらとさらさらと
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24 俎板に染みて春菜の翠かな 冬菫 2
「翠」が致命的。
俎板に色を残せる春菜かな
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25 降る雪を眺めて一日暮れにけり 政代 5
ちょっと憂鬱な一日。

