一句鑑賞_冬の生活 1

祈りにも似し静けさや毛糸編む 戸川稲村
少し前は電車などの乗り物の中でバックから毛糸を取り出して編んでいる人を見かけたものだ。目数を数えているのか、それを使う人を想像しているのか、ただ黙々と毛糸針を動かしている人をみると、敬虔な気持すら抱かされる。「祈りにも似し」の措辞が句を深々としたものにしている。(立)


祈りにも似し静けさや毛糸編む 戸川稲村
少し前は電車などの乗り物の中でバックから毛糸を取り出して編んでいる人を見かけたものだ。目数を数えているのか、それを使う人を想像しているのか、ただ黙々と毛糸針を動かしている人をみると、敬虔な気持すら抱かされる。「祈りにも似し」の措辞が句を深々としたものにしている。(立)