一つづつ霜夜の星のみがかれて 相馬遷子
磨かれるものが星ならば、何が星を磨くのであろうか。磨くということは、物と物との摩擦を利用して磨かれる側の表面をぴかぴかにするということ、目の細かなサンドペーパーのようなものがなければ磨くことはできない。この句はサンドペーパーの役割をしているものを明らかにしていないが、「寒さ」「寒風」などが磨くものとして容易に想像される。「一つづつ」という言葉によって、星がくっきりと浮かび上がる。(kinuta)

磨かれるものが星ならば、何が星を磨くのであろうか。磨くということは、物と物との摩擦を利用して磨かれる側の表面をぴかぴかにするということ、目の細かなサンドペーパーのようなものがなければ磨くことはできない。この句はサンドペーパーの役割をしているものを明らかにしていないが、「寒さ」「寒風」などが磨くものとして容易に想像される。「一つづつ」という言葉によって、星がくっきりと浮かび上がる。(kinuta)