一句を読み解く165

秋扇閉ぢてひらきて思ふこと 小寺敬子
「思ふこと」が何なのか、言いっ放しで終っている俳句である。放られたほうの読者は「思ふこと」が多少気になるものの、季語の「秋扇」の働きでそれとなく察してみることができる、そんなに愉快な「思ふこと」ではないようだが、ちょっと品の良い「思ふこと」かもしれない。(m)


秋扇閉ぢてひらきて思ふこと 小寺敬子
「思ふこと」が何なのか、言いっ放しで終っている俳句である。放られたほうの読者は「思ふこと」が多少気になるものの、季語の「秋扇」の働きでそれとなく察してみることができる、そんなに愉快な「思ふこと」ではないようだが、ちょっと品の良い「思ふこと」かもしれない。(m)