軒口に干すくさぐさや秋の風 飴山實

この句のくさぐさが何かは特定しがたいが、風通しの良い所に吊るされている草の類であろう。今のような薬などなかった時代には、人々は身の回りの草の根やその実、あるいは動物の一部分などを薬として用いていた。夏に疲れた体を回復させる薬草に吹く風。体ばかりか、心も癒される秋の風である。(立)


この句のくさぐさが何かは特定しがたいが、風通しの良い所に吊るされている草の類であろう。今のような薬などなかった時代には、人々は身の回りの草の根やその実、あるいは動物の一部分などを薬として用いていた。夏に疲れた体を回復させる薬草に吹く風。体ばかりか、心も癒される秋の風である。(立)