まいまい句会感想③
秋の空真珠色した雲一つ さび猫
「真珠色した雲」は惹かれるものがあります。ここを生かして作句すると良いと申します。例えば「真珠色の雲を浮かべて秋彼岸」など。
秋茜読めぬ碑文の城址かな 一竿
「読めぬ碑文」がだらだらとした述べ方のように思います「城跡に古き碑文や秋茜」
島ひとつ波に浮かせる良夜かな 萬幸
このままでしたら「波に浮かべて」のほうがよいと思います。
初鴨や薬師殿には写経の間 杳杳
季語と中七下五が少々遠く感じます。「木の実降るお薬師様に写経の間」くらいで良いのではないでしょうか。
(立)
