草はらにあふるる川や夏燕 長谷川櫂 大呂俳句会 投稿日:2019年6月8日 作成者: dvx223272019年6月8日 大きな口を開けて餌をねだっていた子燕も、今ころになると巣立ってもう巣の中にその姿を見ることはできない。鳥の成長は早く、どれが親燕でどれが子燕であったか、飛び交っている燕からそれを判別することも難しい。句の夏燕、餌の虫を追って河川敷の草はらを飛んでいる。草はらは梅雨の出水で水があふれているのだろう。ごうごうと音を立てて流れる濁り水、出水の勢いがそのまま夏燕の勢いでもある。(m)「季語 夏燕」