小春日や石を噛みゐる赤蜻蛉 村上鬼城 大呂俳句会 投稿日:2018年11月28日 作成者: dvx223272018年11月28日 初冬の赤とんぼである。眼目は「石を噛みゐる」、本当に噛んでいるわけではない。石を噛んでいるように見える赤とんぼ、ということ。直喩を跳び越えてところに句の味わいがある。(m)