これ以上うすくは成れぬ葛湯かな 安東次男 大呂俳句会 投稿日:2017年12月20日 作成者: dvx223272017年12月20日 「これ以上」という言葉がこの句の要、究極の薄い葛湯である。「これ以上」という言葉を使って詠んでみるのも面白い。 これ以上ゆるくは持てず熟柿持つ 山口波津女 これ以上失ふもののなき冬木 豊田喜久子 これ以上疎遠となれば成木責め 相原左義長