児の本に増えし漢字や麦の秋 木下夕爾 大呂俳句会 投稿日:2017年5月18日 作成者: dvx223272017年5月18日 取り合わせの俳句である。なぜ季語を「麦の秋」としたのか、もっといい季語はなかったのか、取り合わせの俳句にはいつもそうした疑問がつきまとう。描写部分と季語との距離感、そこに正確な答えなどない。そこが俳句の難しさであり面白さでもある。(m)