妻の手に木の実のいのちあたたまる 秋元不死男 大呂俳句会 投稿日:2012年10月16日 作成者: dvx223272012年10月16日 二人で散歩でもしているのだろう。妻は木の実を拾った。手のひらのあたたかさがじんわりと木の実に伝わって、木の実にいのちが与えられたようだ。命を宿す「妻」の手でないと「木の実のいのち」はあたたまらないのだ。(智子)