一むらの木賊の水も澄みにけり 鈴木花蓑
水辺にある木賊である。澄んだ水にくっきりと映っている。それを「一むらの木賊の水」と簡略に表現した。「水も」の「も」は係助詞で、同類のものの存在を暗示する。焦点がぼけやすい「も」であるがゆえに、俳句では戒められることの多い「も」であるが、ここでは効果的。空気も音も心さえも澄み渡っている、ということ。(kinuta)

水辺にある木賊である。澄んだ水にくっきりと映っている。それを「一むらの木賊の水」と簡略に表現した。「水も」の「も」は係助詞で、同類のものの存在を暗示する。焦点がぼけやすい「も」であるがゆえに、俳句では戒められることの多い「も」であるが、ここでは効果的。空気も音も心さえも澄み渡っている、ということ。(kinuta)