この松にかへす風あり庭涼み 其角 大呂俳句会 投稿日:2016年8月2日 作成者: dvx223272016年8月2日 風は何処にも吹くし何処にも行き当たる。句の「松にかへす風あり」は松を際立たせようという作句の工夫。松に焦点をあてることで風の動きがあきらかになる。風が吹いている、ただそれだけのことなのに、わざわざ回りくどく表現してみせる。これも俳句の芸であろう。松の見事な枝振りが目に見えるようである。(m)