たましひといふ大荷物日向ぼこ 千葉皓史 大呂俳句会 投稿日:2015年11月20日 作成者: dvx223272015年11月20日 生きている、その存在そのものが大荷物なのだ。日向ぼこして、その存在の重さをしばし忘れているのだが、否応もなくまたその大荷物を引き受けなければならない。身につまされるようでもあるが、「まあいいか」というような、あきらめのようなものもあって、さほど深刻でもない。「日向ぼこ」という季語が思いを軽くしている。(m)