澄むといふこと水のみにとどまらず 鷹羽狩行 大呂俳句会 投稿日:2021年10月7日 作成者: dvx223272021年10月7日 「澄む」ということは、その中に不純物を入れないこと。水のほかに澄むものといえば、空、心、目などであろうか。俳句では秋だけに「澄む」という言葉がついて、「秋澄む」という季語があるが、春澄む、夏澄む、冬澄むという季語はない。句の「水のみにとどまらず」は、心もそうありたいものという願望のあらわれであろうか。「季語 水澄む(秋)」