黒きまで紫深き葡萄かな 正岡子規 大呂俳句会 投稿日:2014年10月6日 作成者: dvx223272014年10月6日 西瓜や栗などと比べると葡萄には何か静けさを感じる。「紫深き」という措辞に手のひらに余る程のずっしりとした、巨峰の一房が目に浮かぶ。さながら秋そのものが静かに深まって行くようだ。(立)