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カテゴリーアーカイブ: 句会

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本のプレゼント

大呂俳句会 投稿日:2013年7月2日 作成者: dvx223272013年7月2日

次回の「まいまい句会」で最高点の句に下記の本をプレゼントいたします。同点の場合は総合点上位の人が当選となります。総合点でも決着がつかない場合はサイトの管理者が判断いたします。ふるってご参加ください。

r005

大岡信著 『子規・虚子』(新品)
2001年10月15日刊
価格2100円

鮎の簗吟行会

大呂俳句会 投稿日:2013年6月27日 作成者: dvx223272013年6月27日

yana

 鮎の簗場吟行を計画しました。
 皆様の参加をお待ちしています。

7月13日(土)AM9:30 関屋駅集合_車で出発→11:00JR浦佐駅→11:30堀の内簗場(予定)PM2:00堀の内出発→4:00~6:00新潟市内で句会(吟行句5句)

東京方面からの参加者とはJR浦佐駅で合流いたします。
定例の大呂句会は7月14日(日)1時から行います。

交通費 1000円
簗場での食事は個々で精算します。

申し込みはお問合せからどうぞ。

まいまい句会感想

大呂俳句会 投稿日:2013年6月16日 作成者: dvx223272013年6月16日

kumonoi

5 こもれ日の光つなぎて蜘蛛の糸 1 光源氏

 暗喩の俳句です。できれば光をとって「木洩れ日つなぎ蜘蛛の糸」としたいところ。字が足りないところは「雨粒の」とでもします。

 雨粒の木洩れ日つなぎ蜘蛛の糸

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13 おととしの祇園祭の団扇かな 2 あらた

 「おととし」は「をととし」。祇園祭を前にして思い出にひたっているようです。クロッキーのような味わいの一句。

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16 朴の花散りゆく谷の深さかな 3 りつ

 対比の俳句です。朴の花の白さと谷の暗さ。(kinuta)

まいまい句会 選句結果

大呂俳句会 投稿日:2013年5月14日 作成者: dvx223272013年5月14日

barikan

5月のまいまい句会、選句結果をアップしました。
最高点は4点、風花さんの「かたつむり」の句と、ひろしさんの「鯉のぼり」の句です。

印象に残った句を二つ。

 バリカンの転がる部室夏に入る  やちよ
 「頭を刈る」とか「坊主頭」とか余計なことを言わずに、すっきりとまとめた一句。

 青葉冷え田水張る音よもすがら  りつ
 青葉のころの寒さです。田川の響きが季節外れの寒さに拍車をかけるようです。(kinuta)

まいまい句会感想

大呂俳句会 投稿日:2013年4月14日 作成者: dvx223272013年4月14日

tubaki

いただいた句の感想です。(kinuta)

20 こみ合うて花びら冥き椿かな  りつ

 「花びら冥き」がパラドックス。ネガティブな手法です。

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26 わが窓に隣家の木蓮真っ盛り  しをり

 面白いのですが、少しごちゃごちゃ。「させる」という使役を使いたい。

 わが窓は隣の木蓮開かする

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27 乳の香にほのぼの春の夜明かな  聖一

 母親の句かと思いましたが、男性の句のようです。「ほのぼの」が甘いでしょうか。

ネット句会感想

大呂俳句会 投稿日:2013年1月15日 作成者: dvx223272013年1月15日

引き摺られ凍て道をゆく散歩犬
散歩犬は馴染まない言い方ではないでしょうか。散歩する犬に凍てついた道を引きずられて行くさまを言いたいのだと思います。言い方を考えてみませんか

街中にラメの降り来る十二月
クリスマスの頃の街の様子を詠んだものだと思いますが、ラメが解りにくいのではないでしょうか

人日やドライフルーツケーキ焼く
人日は正月7日のこと。この日は七草粥などを炊きます。季語が少しあっていないのでは。

冬眠の蛇の化身の真紅かな
最後の真紅がわかり難いと思います。

松本や駅降り立てば雪の峰
地名の松本がこの句では説明になってしまったようです。

端つこに妻ゐてくれる初景色
ゐるではどうでしょうか。

石炭を山と入れたるバケツかな
懐かしい物に出会ったような感じです。俳句はあまり力まないほうが良いのかもしれません。

火のごとき一句をもちて初句会
これは前と違い、歌舞伎でいえば見栄をきったような句です。心構えを無理なくすっきりと言っています。この無理なくすっきりと表現するのが、大切です。

深呼吸また深呼吸初日の出
深呼吸の繰り返しが少し単調では。深呼吸に代わる良い言葉を捜すのが、俳句の醍醐味ではないでしょうか。

除夜の月院号の字を確かむる
一読して場面がわかり難いのが難点だと思います。墓に刻まれた文字を確かめているのでしょうか。

新暦表紙一気に捲りけり
「一気に」だと破りけりのほうがよいのではないでしょうか。

輝けるうすらひ踏んでしまひけり
もう少し気持ちを込めた方がいいのでは。このままですとこの句を読んで「ああそうですか」終わってしまいます。

伊豆下田まことうるわし初日かな
伊豆の海に上る初日ですが、この場合地名が利いていないのではないでしょうか。

ぬるま湯にすすぐ漆器や寒の入
出来ている句なのですが、少しパンチがないようです。

初夢や若き身体の足と腰
若い日のかつての自分の姿ということでしょうか。少し面白みにかけるようです。

白杖に破魔矢を重ね下りおり
どういった状況なのかわかりません。句を読んで景色が見えることが大切だと思います。

職人の手さばき軽し太鼓焼
その通りなのですが、もう少しつっこんで言わないと共感を得るのは難しいと思います。

買初や手作りといふ夫婦箸
これでもよいのですが、「といふ」が取れるともっとよいと思います。

選ばれし百本の矢や弓始
弥彦の弓始でしょうか、「選ばれし百本の矢」の選ばれしなぜ百本なのかわかるとともっとよいのでは。

巫女となる妻を目で追ふ初詣
意味はわかるのですが、少し特殊な感じがします。

故郷の景色見えたる初飛行
自分が見ている景色にしては「みえたる」が他人事のようです。自分が見ているように言ったほうがよいのでは。

一望の富士晴れ渡る福寿草
お目出度い感じは十分でているので、福寿草を少し離れた季語にするともっと句が広がると思います。

プラスチックの俎板に穴冬深し
使い込まれた俎板なら「穴」より「包丁のあと」とか「きず」といった方がよいのでは。

二人して早寝早起き去年今年
丁寧な生活ぶりが伝わってきますが、少し報告に終わってしまった感じがします。俳句的に言うなら「早寝して常と変わらぬ」とか言い回しに工夫を。

冬の雨壁一面のレコード盤
雰囲気は十分に伝わってきますが、言いっぱなしの感じがあります。

初夢は箱根の山を一つ飛び
軽快な句ですが、面白みにかけます。

あぢさゐの枯れし根方を初音かな
雰囲気のでている句だと思います。

小寒や対局相手に妻を呼ぶ
小寒の季語が利いていないように思います。

蔵人の櫂入るる音寒仕込
「蔵人の櫂入るる音」に工夫があるともっとよい句になると思います。

乾び鮭千島寒流響きけり
出来ているのですが、千島寒流が少しオーバーかもしれません。

湯たんぽを抱いてテレビを見てる妻
面白いのですが、妻でなく自分がテレビを見ているといったほうが句が生きると思います。

両手足おおひに伸ばす初湯かな
初湯の雰囲気はあると思うのですが、面白みに欠けるようです。

カフェオレの分厚きカップ冬の駅
雰囲気に頼りすぎているよう気がします。カフェオレと冬の駅だけなので少し動きのある言葉をいれる良いと思います。

一回で車庫入れ決まる二日かな
季語が生かされていないようです。

歳晩や母を叱りて我も泣き
「母を叱りて我も泣き」を生かすにはもう少しゆったりとした雰囲気の季語でも良いと思います。

橋ひとつ渡れば雪の深さかな
雪は地形によって随分と積り方が違いそのことを詠んだものでしょうが、雪がぐっと深くなったと言う気持がこのままでは伝わりにくいと思います。「深さかな」ではなく「深くなり」としたほうが気持は伝わりますが、俳句として面白いかどうかです。ここを考える事から、俳句がはじまります。

(立)

ネット句会選句結果

大呂俳句会 投稿日:2012年10月15日 作成者: dvx223272012年10月15日

10月のネット句会の選句結果がでました。
3点句以上は下記のとおりです。
ばんびさん、しをりさんが好調でした。

私は、しをりさんの「秋思ふと脱いでましろき割烹着」に惹かれました。「ましろき割烹着」はあたりまえの描写で、本来なら「割烹着」を「白い」と修飾するのは咎められるのでしょうが、この句に限っては、不思議な効果を上げています。家事に疲れたのか、あるいは、みずからの来し方につくづく思いをはせたのか、「ふと」という副詞によってうたかたのような思いがこみあげました。(kinuta)

とんぼうやあかね雲まで捕らへたり 3 ばんび
秋思ふと脱いでましろき割烹着 3 しをり
しろがねの風含みたる芒かな 3 ばんび
指先で探る鍵穴ちちろ虫 4 しをり
水面から暮れてゆくなり鴨の声 4 りつ

6月ネット句会感想

大呂俳句会 投稿日:2012年6月18日 作成者: dvx223272012年6月18日

2 あめんぼの水輪広がる寺の池
 「寺の池」では句が狭い。「あめんぼの水輪広がる誦経かな」

4 大の字に眠る赤子や風涼し
 「風涼し」が、視野狭窄を感じさせます。もう少し視線をあちこちに。「大の字に赤子の眠る青田かな」

5 青空やぽたりぽたりと柿の花
 オノマトペが変な感じ。「ぽとり」かな。「青空をぽとりぽとりや柿の花」

6 地図を手に探し当てたる牡丹園
  全部言ってしまった感じ。「ぼうたんの寺は何処や串団子」

7 汕頭のハンカチ未だ使はれず
  この句もちょっと抑えて、「汕頭のハンカチ未だ箱の中」

9 万緑や瓦一枚寄進せん
  天文の季語を添えてみたい。「かぎろひの瓦一枚寄進せん」「露涼しき瓦一枚寄進せん」

10 緑陰のおにぎり二つお茶ひとつ
  いいっ放しの感じ。「おにぎり二つお茶ひとつ 」がどうしたのか。「緑陰でおにぎり二ついただきぬ」

12 幌畳むオープンカーに青葉風
  語順を考える。「オープンカーの幌を畳める青葉かな」

13 滝行のどどどどどつと滝飛沫
  「滝」の字が二つで煩わしい。「真つ青なそらより滝の飛沫かな」

14 人生の想ひそれぞれ時計草
  少し説教じみています。

16 あいの風潮の香届く林泉寺
  「潮の香」に風は付き物。季語は動物がいいか。「くちなはや潮の香届く林泉寺」

19 あめんぼに風良くとほる隙間あり
  「隙間」がおかしな日本語。「あめんぼに風良くとほる足四本」

24 空と海一枚となり夏来る
  雰囲気のある一句。「空と海一枚となる立夏かな」

(kinuta)

蓴菜池吟行会

大呂俳句会 投稿日:2012年6月11日 作成者: dvx223272012年6月11日

 きのう(6月10日)新潟県阿賀野市の村岡にある蓴菜池を吟行しました。蓴菜池に入相権を持つ地元の主婦が、今年はじめて蓴菜を採取するとのこと、小雨模様の天気でしたが、村岡についた頃は雲間から日が差していました。
 蓴菜は、睡蓮などと同じように葉を水面に浮かべ、きれいな湖沼で自生します。いまごろの若芽を摘んで食用にしますが、若芽はゼラチン質で覆われているために摘みにくくなかなか根気のいる仕事です。
 男たちが作った二人乗りほどの蓴菜筏に乗って、少しづつ移動しながら採取します。竹の長柄に括りつけた鎌を操って、深いところにある若芽を手繰り寄せます。取り散らかしたあとの屑から残り物を採取するのは自由とのことで、見物客の私たちも蓴菜を摘むことができました。30分ほどで一合ばかりの蓴菜を摘みました。
 蓴菜は句会場で酢味噌和えにし、みんなでいただきました。

水を掻く音を静かに蓴舟 立
漂うて水の暗さのぬなはかな 栞
ぬなは舟そろりそろりと進みゆく ばんび
水揺れて蓴の影のゆれにけり 風花
蓴舟蓴のうへをすべりゆく きぬた

【蓴菜】で句にできる要素。
①きれいな湖沼に自生する。
②梅雨時の植物。
③まとめて採取することができない。ぷつんぷつんとひとつづつ根気よく採取する。
④湖面からの照り返しがきついので日焼け止め、日よけが大切。
⑤蓴舟、蓴筏は棹を操って移動する。
⑥長柄にとり付けた鎌を操って深いところにある若芽を手繰り寄せる。
⑦採取した蓴菜は一合二合と枡で量り売りする。(ちなみに一升5,000円)
⑧1分ほど茹でると真っ青になる。市販のものは薄茶色。
⑨祭など特別の日に食べるもの。酢味噌和え、酢醤油、味噌汁の具など。
(kinuta)

 4月大呂ネット句会感想

大呂俳句会 投稿日:2012年4月21日 作成者: dvx223272012年4月21日

1 弓絞る娘の指細し桃の花
 「指細し」が瑣末的な説明に終わっているようです。もっとざっくりと表現したい。「きりりと弓絞る少女や桃の花」

2 常念岳の肩に槍ヶ岳の穂はだれ雪
 「じょうねんのかたにやりのほ」と読ませるのでしょうか。あまり複雑な読ませ方は、俳句の速度を鈍らせます。

3 塩の粒すぐ透きとほる桜鯛
 この「透きとほる」も瑣末的な説明。もっと大胆に。「粗々と塩ふりかけて桜鯛」では面白くないのでしょうが、そこが出発点。

4 独り子に抱かれてゐる恋の猫
 「独り子」が効果不発。

5 水車村中響く春の音
 「春の音」は上五中七と「イコール」の記号で結ばれた説明。たとえば「村中に水車の響く朧かな」

7 駄菓子屋の廻りつづける風車
 「駄菓子屋」の方を修飾する。季語である「風車」は修飾せずにぽんと単独で置く。「駄菓子屋に下駄の音あり風車」、それにしても、「駄菓子屋」と「風車」はつきすぎ。

8 春の雲遥かなること近きこと
 分かったようでよく分からない句。

9 きらきらと川面光れり桜餅
 「きらきらと川面光れり」は平凡、これを平凡な句にしないのが「桜餅」の季語の力。

12 のろのろと猫車押す日永かな
 何のために「猫車」を押すのか、そこを省略したら駄目。「客土して猫車押す日永かな」

13 揚げたてを一つつまみぬ蕗のたう
 蕗の薹でなくても句は成立するが、やはり蕗の薹がいい。

15 同じ道行きつ戻りつ春の宵
 なんのために「行きつ戻りつ」なのか。心の動きが分かる季語を。「この道を行きつ戻りつ春惜しむ」

16 響かせて雪吊を解く大鋏
 「鋏を響かせて」が正しい日本語。その正しい日本語に割ってはいるのが「雪吊を」。リズムを整えようとして、言葉をゆがめては駄目。「雪吊を解くや鋏を響かせて」

18 つちふるや赤べこの首よく揺るる
 「揺る」が終止形で、「揺るる」は連体形。「揺るる」の後に何か体言(名詞)が省略されています。どんな体言か考えてください。

19 春風や馬のいななく昼下がり
 だからどうした、というような句。「昼下がり」が無駄な言葉。「はるかより馬のいななき春の風」

20 クローバー四葉あつたと笑ふ君
 発想が安易。

21 ぎざぎざの葉にくるまつて桜餅
 「貼りついて」がいい。

22 春泥やわが生涯は愚の一字
 悲観しすぎるとかえって空々しくなるもの。

28 天守閣の濡れ羽の色に春の雨
 「濡れ羽の色に天守閣」が落ち着きます。「春の雨濡れ羽の色に天守閣」

29 つばくらやするりと抜けて太鼓橋
 「や」ときらないほうが自然。「つばくらのするりと抜けて太鼓橋」

30 梅未だ咲かぬ嘆きや弥生尽く
 「弥生尽く」と置くから理屈になる。「梅いまだ咲かぬと風の嘆きかな」

(kinuta)

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