虫なけば淋し、の「淋し」が切り捨てられている俳句である。切り捨てたことによって、「なけばなかねば」と小気味よい響きの対句が生まれている。(m)
カテゴリーアーカイブ: 一句鑑賞
朝顔の紺のかなたの月日かな 石田波郷
桐一葉落ちて静かに横たはる 山岡麥舟
子の顔に秋風白し天瓜粉 召波
言い回しが面白い。普通なら「秋風や子の顔白し天瓜粉」である。「秋風白し」と言って句が少しねじれる。これもまた俳句の技であろうか。(m)

言い回しが面白い。普通なら「秋風や子の顔白し天瓜粉」である。「秋風白し」と言って句が少しねじれる。これもまた俳句の技であろうか。(m)