一句を読み解く52

蛍籠吊るす踵を見られけり 西村和子
恋の句である。好意を抱いている人に浴衣姿を後から見られている。なぜ「踵」なのか、「踵」は素肌であり「踵」が美しいのである。そこはかとない色気が、その踵に漂う。「見られけり」の受身に恥じらいがただようが、奢りを感じさせる一句でもある。(kinuta)


蛍籠吊るす踵を見られけり 西村和子
恋の句である。好意を抱いている人に浴衣姿を後から見られている。なぜ「踵」なのか、「踵」は素肌であり「踵」が美しいのである。そこはかとない色気が、その踵に漂う。「見られけり」の受身に恥じらいがただようが、奢りを感じさせる一句でもある。(kinuta)