まいまい句会感想⑦
冬ざれや河原に伏せし渡し舟 こうせい
点も入り出来ている句だと思いますが、季語が動くかもしれません。若干冬ざれと河原に伏せた舟に因果関係を感じます。季語は最大限離した方が句が大きくなります。
水取や火の粉を闇へ放り出し くらっ太
「放り出し」が少々乱暴な述べ方のように思います。
虎落笛喪中はがきにある余白 いつせ
「ある余白」の「ある」がこの句の場合どうにかしたいところだと思います。季語も少し付きすぎの感じです。「長き夜の喪中はがきに余白かな」
三姉妹・孫にも衣装と・七五三 正實
枯れ葉踏む・小高き音の・街路みち正實
高層ビル・クレーン動かず・文化の日 正實
まず・を入れない表記をお願いいたします。俳句を読む人は自然と575のリズムで読みます。・は目障りです。
黒松の囚われて菰巻かれけり 文夫
「囚われて」が言い過ぎではないでしょうか。
(立)
