新涼やたしなまねども洋酒の香 中村汀女
「たしなまねども」の「ども」は「逆接」をあらわす助詞。「たしなみはしないけれど洋酒の香」ということになる。「や」と上五を切って、「洋酒の香」と体言で止めた俳句の古格ともいうべき形。なにやら言い放しの感じがしないでもないが、逆説の「ども」がよく効いていて、「たしなみはしないけれど洋酒の香はいいものだ」ということが読み取れる。『紅白梅』(kinuta)

「たしなまねども」の「ども」は「逆接」をあらわす助詞。「たしなみはしないけれど洋酒の香」ということになる。「や」と上五を切って、「洋酒の香」と体言で止めた俳句の古格ともいうべき形。なにやら言い放しの感じがしないでもないが、逆説の「ども」がよく効いていて、「たしなみはしないけれど洋酒の香はいいものだ」ということが読み取れる。『紅白梅』(kinuta)