一句を読み解く175

手焙や香商うて二百年 飛岡光枝
伽羅、沈香、白檀などの香木をあきなう老舗である。人は二百年の間に幾度も代替わりするが、人の手を温めてくれる小さな手あぶりは二百年変わることなく、人のかたわらに寄り添う。「ご苦労なことです」と手あぶりに語りかけるような一句である。(m)


手焙や香商うて二百年 飛岡光枝
伽羅、沈香、白檀などの香木をあきなう老舗である。人は二百年の間に幾度も代替わりするが、人の手を温めてくれる小さな手あぶりは二百年変わることなく、人のかたわらに寄り添う。「ご苦労なことです」と手あぶりに語りかけるような一句である。(m)