ひらひらと地に着くまでの竹落葉 阿部みどり女
竹は夏に新しい葉を生じて古い葉を落す。筍が成長するころの竹であり、筍に栄養分を取られて落葉するのが竹落葉である。みどり女の句、竹落葉が「地に着くまで」ひらひらと舞っているとしかいっていない。勿論、地に落ちてからも竹落葉であることに変わりはないが、「地に着くまでの竹落葉」が竹落葉の本来の風情であるというのである。言いっ放しのようでいて、竹落葉の本意を捉えた一句であろう。(kinuta)

竹は夏に新しい葉を生じて古い葉を落す。筍が成長するころの竹であり、筍に栄養分を取られて落葉するのが竹落葉である。みどり女の句、竹落葉が「地に着くまで」ひらひらと舞っているとしかいっていない。勿論、地に落ちてからも竹落葉であることに変わりはないが、「地に着くまでの竹落葉」が竹落葉の本来の風情であるというのである。言いっ放しのようでいて、竹落葉の本意を捉えた一句であろう。(kinuta)