だぶだぶの皮の中なる蟇 長谷川櫂 大呂俳句会 投稿日:2014年6月23日 作成者: dvx223272014年6月23日 「だぶだぶの皮」は本来蟇の体の一部であるが、この句を読むと、まるで「だぶだぶの皮」を蟇が纏っているかのように読める。実際「だぶだぶ」しているのは、蟇の皮ではなく、皮の下の肉そのものなのだが、「だぶだぶの皮」と言って、蟇の本質をぐいととらえる。美しさを称えるのも俳句なら、グロテスクを称えるのもまた俳句。(m)