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カテゴリーアーカイブ: 句会

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まいまい句会選句結果 8月

大呂俳句会 投稿日:2018年8月14日 作成者: dvx223272018年8月14日

今回のトップは4点句、

うすものを草書のやうに着こなせる  松太
百台のサドル灼けをり模試会場  さら紗
あかがねの大仏冷ます夕立かな  松太

印象に残った句。

岩風呂にひらりと桐の一葉かな  百合
 本当かな、と思わせる一句、俳句は嘘を詠んでもいっこうに構わないのですが、その嘘が本当らしくなくてはなりません。虚構であっても「実」は大切です。

百台のサドル灼けをり模試会場  さら紗
 「模試会場」はまったくの蛇足。少し大げさに詠んで。「一万台サドルが灼けてゐたりけり」。どんな場所かは読む側の想像力にゆだねる。

来し方を母と語らん端居にて  ひろやす
 選句を怠けた人ですが、「端居かな」と切字を使う工夫を、「来し方を母と語れる端居かな」

団扇手に柱に凭れつつ老いぬ  いつせ
 この句も「団扇かな」と季語を生かす工夫を、「柱に持たれて老ゆる団扇かな」、字足らずはさして気になりません。

麻を着て茶房の隅にしづかに居  ひとみ
 助詞を工夫して、「麻を着て茶房の隅をしづやかに」

(m)

まいまい句会選句結果 7月

大呂俳句会 投稿日:2018年7月14日 作成者: dvx223272018年7月14日

今回のトップはなんと10点句、

出目金の退屈さうな泡ひとつ  文夫

 「退屈そうな」は誰しもが感じていること、しかしそれを描いた人はこの作者だけ、ということでしょうか。

印象に残った句。

直線のその美しき白雨かな  いつせ
 「直線の雨美しや」と中七を強く切って違う季語を置く。例えば「羊草」とか「水馬」とか。

湧き出ししやうに子のゐる村祭  いつせ
 ことばをすっきり使う工夫を。「次々に子の湧き出でて村祭」

どくだみを干しては隠れ棲むごとし  百合
 面白いのですが、「○○して隠れ棲むごとし」は類想があるのかもしれません。

蝉の駅日に十本の時刻表  百合
 「蝉の駅」という置き方は面白い。

淋しさの谺となりて揚花火  かまか
 にぎやかな花火を「淋しさの」と捉えたところがいい。

(m)

まいまい句会選句結果 6月

大呂俳句会 投稿日:2018年6月14日 作成者: dvx223272018年6月14日

今回のトップは5点句、

谷涼し板を渡しただけの橋  ひとみ

 俳句は単純に詠むのが一番、あっさりとした涼しさです。

印象に残った句。

梅雨の宿日がな雨音聞きながら  ひろし
 「日がな雨音聞きながら」は面白いのですが、上五が「梅雨の宿」ではどうにもならない。

毛虫焼く男の腰に鎌一丁  文夫
 「男」が不要、「腰に鎌一丁さげて毛虫焼く」

五月雨や墨あをあをと般若経  さら紗
 「あをあを」とととらえたところがいい。

(m)

まいまい句会選句結果 5月

大呂俳句会 投稿日:2018年5月14日 作成者: dvx223272018年5月14日

今回のトップは5点句、

一村は植田の雨に鎮もれる  リつ

 ちょっと整いすぎているのが気になりますが?

印象に残った句。

一頭の空駆け下りる黒揚羽  政己
 蝶は一頭二頭と数えます。「駆け下りる」がやや強引か。

山ほどの着物を解き春惜しむ  以と
 「山ほど」が効いているかどうか。「母のもの仕立て直して」くらいがいい。

田水張り大粒の星浮かびけり  文夫
 「代田」という季語を、「一粒の星の浮かべる代田かな」

故郷の訛り抜けずや初鰹  葦たか
 「故郷」は無駄な言葉。「金輪際訛りは抜けず初鰹」

(m)

まいまい句会選句結果 4月

大呂俳句会 投稿日:2018年4月15日 作成者: dvx223272018年4月15日

今回のトップは5点句、

引くたびに風伝はれり凧の糸 ひろし
 「風伝はれり」が不安定な描写。「引くたびに風の力を凧の糸」くらいでしょうか。やや常識。

次点は4点句

春風の道となりけり線路跡 ひとみ
 「春風の道」が面白いかどうか。

水温む長き廊下の永平寺 哲雄
 季語が動きそうですが。

春昼やふはりと顔に蒸しタオル 文夫
 春昼のゆったりとした気分。

——

印象に残った句。

流木を波がさらひぬ啄木忌 文夫
 うまい俳句です。形が良すぎる?おそれがあるかもしれません。

蝶々や泡一粒を水平器 百合
 面白いのですが「水平器」が一般的ではないのが致命的かもしれません。

花篝この世には無きもの映し 淳枝
 語順?「この世には無きもの映えて花篝」

(m)

まいまい句会選句結果 3月

大呂俳句会 投稿日:2018年3月15日 作成者: dvx223272018年3月15日

今回のトップは5点句、

のどけしや休まず動く山羊の口  百合
 「草」という言葉を使わずに「春の草」がよく描かれています。

朝市に火種分け合ふ春の雪  松太

——

印象に残った句。

うららかや覚えないから忘れない  いつせ
 「うららか」は春の陽光(SUN)に使われる季語。「のどか」は春の一日(DAY)に使われる季語。どちらかというと「のどけしや」という感じでしょうか。

その中を春風めぐる万華鏡  りつ
 「写生」一辺倒ではこのような俳句は詠めません。俳句を詠む楽しさが伝わってきます。

三月の光を回し観覧車  百合
 この句も「万華鏡」の句同様楽しい俳句。

お水取籠松明のしなりかな  以と
 この切字「かな」は重すぎます。「籠松明を撓ませて」くらいか。

離れへの飛び石づたひ春の雨  ひとみ
 「飛び石づたひ」を殺さない季語を。「離れへは飛石づたひ恋の猫」

(m)

まいまい句会選句結果 2月

大呂俳句会 投稿日:2018年2月15日 作成者: dvx223272018年2月15日

今回のトップは5点句、

福豆のおまけに鬼の面一つ  かまか
 福豆を真正面からとらえるのではなく側面からとらえている。

谺して真竹が雪を落しけり  文夫
 「谺して」という大げさな表現が効果的。「真竹が」よりも「真竹は」が客観的な描写。

——

印象に残った句。

絵本もて子が膝にくる雪の夜  ひとみ
 好調なひとみさん。「雪の夜」なのか「夜の雪」とおくのか、この違いは大切です。

故郷を遠く離れて寒造  哲雄
 「越後杜氏」などという言葉もあります。

どんど焼存分に煤を浴びにけり  以と
 語順を考えてみたい。「どんど焼」を下五へ。

雪折の天突く枝のおそろしき  以と
 「枝」が必要かどうか。「雪折の天貫きて恐ろしき」

(m)

まいまい句会選句結果 1月

大呂俳句会 投稿日:2018年1月15日 作成者: dvx223272018年1月15日

今回のトップは6点句、

寒凪の湾の一枚日を返す ひとみ
 入江を一枚と数えたところが面白い。「寒凪の湾一枚や」と切れを強く入れてみるのもいい。

——

印象に残った句。

田作のくの字への字をつまみけり 淳枝
 「くの字」「への字」が対句になっています。「くの字への字を箸の先」と読む手もありそう。

ことごとく朱墨いただき筆始 以と
 「いただき」という謙譲語が効果的です。

三千の菩薩に見え旅始 以と
 これも「見え」という謙譲語が効果的、うまい俳句です。

初写真はちきれさうな赤ん坊 ひとみ
 体言を並列に並べているので動きがありません。「赤んぼははちきれさうや初写真」くらいでしょうか。

(m)

まいまい句会選句結果 12月

大呂俳句会 投稿日:2017年12月14日 作成者: dvx223272017年12月14日

今回のトップは4点句、

啼きかはす丹頂白き息ふたつ  さら紗
 「丹頂」も「白き息」も季語ですが、季重なりはそんなに気になりません。出来過ぎていてそれがむしろ嘘っぽく感じられます。

かいつぶり見てゐて話聞きもらす  文夫
 何の話を聞き洩らしたのか、恋の告白なら大変です。面白い一句。

——

印象に残った句。

而して二勺の寝酒虎落笛  いつせ
 「而して」はそんなわけでくらいの意味、そんなわけがどんなわけか、大方想像がつくゆえに「而して」が面白い。

富士山の裾跨きゆく神の旅  真紀子
 「裾」がトリビアリズム。「富士山を一跨ぎして」くらいでいい。

人よけることうまくなり酉の市  真紀子
 「うまくなり」が説明。「人よけてまた人よけて酉の市」。現在進行形で詠むと説明から抜けられます。

(m)

まいまい句会選句結果 11月

大呂俳句会 投稿日:2017年11月14日 作成者: dvx223272017年11月14日

今回のトップは5点句、

一島の蜜柑日和となりにけり 恵三
「一島」がちょっと硬い。「島一つ」くらいでしょうか。
——-

印象に残った句。

枯木立どこより夕餉の煙立つ 一穂

「どこより」が要らない。

枯木立夕餉の煙たちのぼる
夕飯の煙(けむ)たちのぼる枯木かな

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点滴に腕を預けて秋日向 新米

「秋日向」より「秋日和」あるいは「鵙日和」?

点滴に腕を取られて鵙日和

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口笛を吹く木枯しのプレリュード いつせ

「木枯し」は送り仮名を取って「木枯」。「口笛を吹く」がしつこい。恋の句にして、

きみの家へと木枯のプレリュード

(m)

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