あきかぜのふきぬけゆくや人の中 久保田万太郎
暑い夏はごめんだが、残暑もおさまり朝晩の風をしみじみと感じるころふと心もとない思いを抱く事がある。この句何か特別な事を言っている訳ではないが、そこはかとなく人の世の営みに関わる哀しさが伝わってくるような感じがある。(立)「季語 あきかぜ(秋)」
暑い夏はごめんだが、残暑もおさまり朝晩の風をしみじみと感じるころふと心もとない思いを抱く事がある。この句何か特別な事を言っている訳ではないが、そこはかとなく人の世の営みに関わる哀しさが伝わってくるような感じがある。(立)「季語 あきかぜ(秋)」