冬の日や臥して見あぐる琴の丈 野澤節子 大呂俳句会 投稿日:2018年2月1日 作成者: dvx223272018年2月1日 作者は脊椎カリエスを長く患った人。琴のある部屋で寝起きしている。小さな床の間のある座敷かもしれない。冬の日差しが障子越に差し込んで、琴を明るく照らし出す。この「琴の丈」は健常な人には見えない。(m)