まいまい句会感想①
警蹕の声遠離る朧かな すずめ
意味が良く解りません。「警蹕」(けいひつ・けいひち 天皇や貴人の通交の際、先を払うため声をかけること)という言葉にもたれ過ぎているように思います。
こころゆく丸さ愛して夏みかん いくよ
「心ゆくは」十分の満足して気が晴れ晴れとすること。このままだと少し舌足らずの述べ方のように思います。
道祖神に菫供ふや田の帰り のび太
下萌えの筑紫の晩鐘遥かなり のび太
二句とも述べすぎです。このままでは読み手に想像する余地がありません。作者は自分の言いたい事を全て5.7.5に納め満足かも知れませんが、なにもかも言ってしまった句は「ああそうですか」で終わってしまいます。「たんぽぽの花供へあり道祖神」くらいで十分です。作ってみて句に内容がないなと感じたらそれは捨てれば良いと思います。
(立)
