夕顔やひとりながむる懐手 井上井月 大呂俳句会 投稿日:2021年8月2日 作成者: dvx223272021年8月2日 「夕顔」といえば花をさす。実は「夕顔の実(秋)」と言わなければならない。句は、夕顔をしみじみと眺めている。眺めながら別のことでも考えているのか。深刻さをうかがわせる「懐手」である。(m)「季語 夕顔(夏)」