水洟や鼻の先だけ暮れ残る 芥川龍之介 大呂俳句会 投稿日:2019年1月10日 作成者: dvx223272019年1月10日 鼻の先だけに日差しが残っている、というわけではない。水洟のきりもない鼻先、そこだけが少し赤くなっているということらしい。煩わしい思いが「暮れ残るに」象徴されているとも読める。(m)