選句結果アップしました。今回のトップはりつさんの「桜餅」の句、8点でした。
印象に残った句をいくつか、
くちびるにその葉つめたし桜餅 りつ
「その葉」という指示代名詞の使い方がうまい。学びたいものです。
勝鬨をぬけて海へと花筏 ひろし
「橋」の一字は省略しないほうがいい。
勝鬨橋ぬけて海へと花筏
鶯や水面をさつと風が撫で ひとみ
皮膚感覚に関わるような季語がいい。
更衣水面をさつと風が撫で
(m)

選句結果アップしました。今回のトップはりつさんの「桜餅」の句、8点でした。
印象に残った句をいくつか、
くちびるにその葉つめたし桜餅 りつ
「その葉」という指示代名詞の使い方がうまい。学びたいものです。
勝鬨をぬけて海へと花筏 ひろし
「橋」の一字は省略しないほうがいい。
勝鬨橋ぬけて海へと花筏
鶯や水面をさつと風が撫で ひとみ
皮膚感覚に関わるような季語がいい。
更衣水面をさつと風が撫で
(m)
選句結果アップしました。今回のトップは松太の「春炉」の句、6点でした。
印象に残った句をいくつか、
春の雪鹿の子しぼりを縫ひをれば ひとみ
しっとりと落ち着いたいい句です。ふと目をあげて、あれ、春の雪、という一句です。
母の香を含みし春のショールかな くに
「含みし」が良くない、無理をせず「母の香の残りし」で充分です。
きつとゐる猫は寝釈迦の真後ろに いつせ
涅槃会の俳句には機知の句が似合います。松太のネット句会にも「くすぐつてみたや寝釈迦の足の裏 和美」がありました。
大呂9号の締め切りが迫っています。まいまい句会の秀句もぜひ載せてください。(松太)
選句結果アップしました。
トップは6点、春生さんの句でした。
北窓を開け水音を入れにけり 春生
「水音の入りくる」と自動詞にした方がよさそうです。
4人の方が選句していませんが、選句できないなら参加すべきではありません。(m)
峰々は燠の如くに初日出 いけさん
沢山点の入った句でした。日の出に染まる峰々を燠に例えた印象に残る鮮やかな句です。
賀状来る添え書の他は干支同じ いけさん
本当にその通りなのですが、読み手は「ああそうだな」で終ってしまいます。俳句はめでることも大切で、ものをめでる視点でつくると句の幅も広がるのではないのでしょうか。
水仙の折れを正すやつむじ風 いけさん
折れた水仙が風で元に戻ったと言うことだと思いますが、素直に折れた水仙を言ったほうが俳句になるのではないでしょうか。「咲き初めて風に折れたる水仙花」
動かざる一枚の葉や冬の蝶 朝男
一枚の葉っぱを冬の蝶にみたてているのでしょうか、それでしたら一枚の葉っぱのような蝶と言ったほうが良いのではないでしょうか。「一枚の葉っぱのごとく冬の蝶」動かないと言うことを強調したければ、凍蝶という季語もあります。
初散歩垣根の下の小花かな 朝男
新年になって初めての散歩を初散歩とされたのでしょうか、初散歩がちょっと落ち着きが悪いようです。散歩の途中に見つけた垣根の花に焦点を当てて句にしたほうが良いと思います。「二つ三つ垣根の裾の返り花」
裸木に小さき葉出ず明日かな 朝男
冬木の芽が明日にも開くと言うことでしょうか。冬木の芽(冬)、木の芽(春)と歳時記、では分けられています。少し意味が通じにくいように思います。
冬ぬくし支柱あまたの椎巨木 しんい
大きな木でありながら支えられて立っている木の姿でしょうか。「冬ぬくし」でも良いのですが、「冬ふかし」くらいでも良いと思います。
水占の大吉引ける初詣 しんい
初詣でおみくじを引くと言うあたり前の描写で終ってしまった感じです。初詣の季語を変えるともっと良い句になるとおもいます。季語をいろいろ置いて推敲するのも俳句の力をつけるのに役立つはずです。例えば「梅の花」とか少し季語を離すと良いと思います。
冬の闇破りて進む列車かな とも
破りてに工夫されたのでしょうがもう一歩進める努力を。下五は「列車進み行く」の方が動きが出るのではないでしょうか。
初風に押され幼子歩みけれ とも
歩みけれは少し違和感があります。歩みけり
鎌倉は人の波して初詣 孝雄
人の波と初詣が少しあたり前ではないでしょうか。
八葉の峰にあまねく除夜の鐘 孝雄
八葉とは八つの峰々に囲まれた盆地状の平地の地域を指すとあります。句柄の大きいしっかりした句でが、少し八葉の峰という言葉にに頼ってしまった感じがあります。
柔肌に齢を思ふ年の暮 孝雄
齢を思うは年齢を重ねることだと思いますが、それがどう柔肌との関係するのか少し意味が解りにくいようです。
新年や真昼の空に浮かぶ月 青村
かたちは出来ていますが新年らしさが感じられないのが欠点でしょうか。例えば「あらたまの真澄の空に昼の月」としても昼の月に新年の感慨はもてないのでは?
雪の朝日本海から太平洋 青村
日本海から太平洋が解りにくいようです。少し舌たらずでの感じがあります。
自らの重みで落ちぬ寒椿 青村
青村さんの句は形もよく、出来ているのですが今一つ読み手に感動が伝わって来ません。もう少し、言葉をよく選んで人に感動を与えるように工夫なさるともっと良くなると思います。
人日のニコライ堂に聞く聖歌 巨勢丸
風が吹くの吹く 歌を聞くの聞く 十七文字の俳句では省略すべき言葉ではないでしょうか。余分な言葉は俳句をだらけさせてしまします。「聖歌かな」と強調すると良いでしょう。
寒の入湯船に数をかぞふ癖 巨勢丸
このままでも良いのですが、ここは「大寒や」と切れを入れたほうが句が締まると思います。
学食のいつかがらがら初句会 巨勢丸
初句会で学食ががらがらになってしまったということでしょうか。初句会と学食の関係が読みてには遠く感じ、意味が解りにくいようです。
新暦剥ぐ離陸する時のごと いつせ
飛行機が陸を立つときの気分が新暦を剥ぐ気分と似ていることを言っているのだと思いますが「離陸する時のごと」が少し強引な気がします。つまり飛行機に乗るのは楽しい事ばかりではなく、様々の状況があるのでうきうきした気分を言いたければ、はっきりと言ったほうが良いと思います。
寒施業小さき祠の山の神 いつせ
以前、辻に立つ祠の脇に油揚げが置いてあったのを目にしたことがあり、いただいた句ですが「寒施行」と「小さき祠の山の神」が同じ重さであるのが難点のような気がします。
中七下五を軽くして「寒施行小さき祠の傍らに」ぐらいではどうでしょうか。
鴛鴦の一羽離れていじめかも 智絵
少し気持ちを自分にひきつけすぎたようです。俳句はなるべく客観的に詠んだ方が多くの方の共感を得れると思います。
商いの言葉巧みや街師走 富田山
「街師走」がこなれた言い方ではないようです。「年の市」とすると落ち着くのではないでしょうか
初凪や大玻璃に鳶ひるがへり ひとみ
おおらかな景色なのでしょうが、視点が分散して印象が薄い句になってしまったようです。
(りつ)
選句結果アップしました。
高点句は5点、いつせさんは好調で総合でも12点でした。残念ながら選句していません。選句は最低限のマナー、句会に参加するなら選句を忘れないようにしたいものです。
今回のいつせさんの俳句のいいところは、俳句を作ろうという意欲がうかがえるところです。「草を褥に」はやや言い過ぎで、「草にねまりて」でいいと思うのですが、それでも雰囲気のある一句になっています。以とさんの春泥の句、しほさんの春風の句も心に残りました。(m)
12 日当たりの草を褥に孕鹿 5 いつせ
16 春風をしゆるしゆる引いてかんな屑 5 松太
22 うららかや一合で酔ふ昼の酒 5 いつせ
紅梅や狭庭温める昨日今日 くに
小さな庭に梅の花が一杯咲いている様子が見えてきますが、狭庭が少し窮屈な感じがします。狭庭などと言わずに庭一杯に梅が咲いてると言えば、大きな梅の木も満開の花も見えてきませんか。
つくしんぼ子の落書に子の世界 ひろし
4点の高得点の句で皆さんの共感を得たのでしょう。子の落書きとつくしんぼがとてもよくあっています。子の世界がちょっと言いすぎの感じがします。子の落書きも具体的な物で、表現すると自ずから子の世界が見えて来ます。
自転車のかごにシャベルと種袋 やちよ
よく見かける光景です。日常のちょっとしたところを上手く切り取って句にされたところが,よかったのでしょう。あたたかい日射しも、これから何か始めるという弾んだ気持ちも伝わってきます。俳句はこれくらいあっさりと。何を植えるとか種をまくとか言う必要はありません。
ぶらんこにじ~よじ~よと言はれけり いつせ
じ~よじ~よが解りませんでした。畦なぜ油がこぼれているのかも少し解りにくいと思います。俳句は一人よがりでなく、皆の共感を得るのが大切です。
臨月の嫁のお腹が春野かな 悠
この句はちょっと意味が解りません。
少女脱ぐ紅きパンプス春野かな 悠
「その辺にパンプス脱いで春野かな」「その辺にパンプス脱いで野に遊ぶ」パンプスと言えば少女は必要ないのでは。俳句を作るのに想像力を働かすのも大切ですが、実際に公園や野原で遊んでいる所を俳句を作る気になって見る事も大切です。
百日の赤子に桃の節句かな ひとみ
どの句もよく出来ていると思います。少し物足りないのは小さくまとまり過ぎている点でしょうか。
百日の赤子に桃の節句も悪くはないのですが、百日の赤子に働きかけるような季語を持ってくると句柄がぐっと大きくなります。例えば「百日の赤子に香り梅の花」と一つ動詞を入れると動きが出て俳句が生き生きとしてきませんか。
りつ

まいまい句会選句結果アップしました。
最高点は4点句です。
つくしんぼ子の落書に子の世界 ひろし

1?シネマ出て余韻なぞれり冬の雨 ??1? ひろし
余韻なぞれりが言い過ぎではないでしょうか。
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2?きりたんぽ郷里の味を手土産に? ?0 ?くに
上手にまとまっていますが、少しまとまりすぎの感じがありますね。季語を替えると句の広がりが出るのではないでしょうか。きりたんぽが郷里の味なので、きりたんぽを手土産に、とおいて季語をつけると良いとおもいます。
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6?ざざ降りのあとの青空冬紅葉?? 2? ひとみ
雨に洗われた紅葉の美しさと青空のコントラストが目にうかぶようです。ざざ降りを一歩すすめて、自分の世界を作ってください。
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12?神の旅ご一緒してもいいですか?? 0? せさみ
一緒に旅する事を神さまに問いかけている句ですが、神と一緒に旅をせむと気持ちを強く押し出したほうがすっきりします。
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22?雪兎子らの声する家が好き?? 0? 春生
言わんとする事はわかりますが少し弱いようです。言い回しに工夫されるともっとよい句になると思います。子供らの歓声に雪兎が輝くとか、子供の声に雪兎が跳ねそうとか。
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25?通学のお喋りの子等息白し?? 1? やちよ
にぎやかに通学する児童の様子がみえますが、息白しでお喋りの様子がわかります。俳句は17文字しかつかえません。そうするとここではお喋りが不要です。まつ白な息はづませてとして句を際立たせる工夫も良いと思います。
(立)