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カテゴリーアーカイブ: 句会

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まいまい句会選句結果 6月

大呂俳句会 投稿日:2019年6月15日 作成者: dvx223272019年6月15日

今回のトップは5点句でした。

風鈴の音に値がつく陶器市  川崎伸治
 ちょっと理屈っぽいところが気になります。作者が選句していないのもダメ。選句できないなら句会に参加すべきではありません。

気になった句

うたた寝に水かげろふや夏柳  冬菊
 「うたた寝」を生かす季語を。「うたた寝に水かげろふのたかむしろ」

故郷の熟れしトマトの匂いかな  智生
 より強く言い切る。「故郷は熟れしトマトの匂いかな」
 
(m)

まいまい句会選句結果 5月

大呂俳句会 投稿日:2019年5月14日 作成者: dvx223272019年5月14日

今回のトップは4点句でした。

大阿蘇の空に突つ立ちラムネ飲む  百合
 「空に突つ立ち」が豪快、そして壮大。「ラムネ飲む」を上五に置きたいところ、「ラムネ飲む大阿蘇の空に突つ立ちて」中八になりますがさして気になりません。

気になった句

野遊びの子に羽根生えてくる気配  いつせ
 「気配」がまどろっこしい。「野遊や子どもに羽根生えてくる」

退官の夫の剥きゐる蕗の皮  以と
 使役の俳句に、「退官の夫に剥かせて蕗の皮」

豆ごはん母の小言も炊き込めり  春生
 「小言」が入っては不味そう。食べ物の句はおいしそうに詠むことが肝心です。

(m)

まいまい句会選句結果 4月

大呂俳句会 投稿日:2019年4月14日 作成者: dvx223272019年4月14日

今回のトップは3点句でした。点数が分散したようです。

ほんのりと畳の匂ふ朝寝かな 松太
青空に一人漕ぎ出づ半仙戯 りつ
色足袋の小鈴模様も花疲れ ひとみ
もののふのここに眠れる山桜 以と
水音を寄せて返して猫柳 以と

 点が入ったからよい句とは限りません。「もののふのここに眠れる」はよく見かけるパターン。「水辺」と「猫柳」は付きすぎでしょうか。

気になった句

畦塗つて明日は通勤電車かな 森本哲雄
 「通勤電車かな」が面白い。

石鹸玉色を回して空にあり ひとみ
 「色を回して」は即物的な描写。「空にあり」が取れるといいのですが。

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まいまい句会選句結果 3月

大呂俳句会 投稿日:2019年3月14日 作成者: dvx223272019年3月14日

今回のトップは7点句でした。

よく動く赤子の手足吊し雛  さら紗

 「よく動く赤子の手足」はよく見かけるパターンかもしれませんが、「吊し雛」との取り合わせがよかったのかもしれません。

気になった句

白い椿赤い椿に交わらず いつせ
 碧梧桐のあまりにも有名な句があるので、これはだめ、本歌取りにもなっていません。

たこ焼きの手元くるりと春の風  文夫
 まるで「春の風」がたこ焼きを回しているようです。楽しいい俳句。

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まいまい句会選句結果 2月

大呂俳句会 投稿日:2019年2月14日 作成者: dvx223272019年2月14日

今回のトップは4点句、以下の二句でした。

その中に子どもも混じり寒念仏 加藤雅岳
春浅し鼻のすり減る撫で仏 ひろし

 雅岳さんの句、小さな発見があります。ひろしさんの句、「春浅し」という季語がよく効いている、というところでしょうか。「鼻すり減つて撫で仏」がいい。雅岳さんは選句を忘れないように。

気になった句

嚏して涙うかべて笑はれて すし老人
 「笑はれて」が言い過ぎです。一歩手前で言い止めるのも勇気のいること。「嚏して涙うかべてゐたりけり」

星一つ星また一つお涅槃会 百合
 「お彼岸会」でも「精霊会」でも「蝋八会」でも、何でもよさそうなところが気がかりです。

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まいまい句会選句結果 1月

大呂俳句会 投稿日:2019年1月16日 作成者: dvx223272019年1月16日

今回のトップは3点句、

凧に書く龍の一字を筆始め 松太

気になった句

水に浮く髪ひとすぢや一葉忌 百合
 いかにも「一葉忌」という俳句。思惑が見え見えというところでしょうか。

中央に東京ありて絵双六 森本哲雄
 「真ん中に」がいい。

 何人かの人が選句を怠りましたが、選句しないようなら句会に参加すべきではありません。これは基本中の基本。

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まいまい句会選句結果 12月

大呂俳句会 投稿日:2018年12月16日 作成者: dvx223272018年12月16日

今回のトップは3点句、

しんがりは楽し冬日に背を押され さら紗
 何の「しんがり」か、そこは省略できないところ。

暖炉の火崩れてバッハ最終楽章 さら紗
 「崩れてバッハ最終章」でいいのでは?

風邪の神首筋あたりに来てゐたり 文夫
 「首筋あたり」と助詞を省略した形が落ち着かない。「神」ですから尊敬語で「首筋のあたりにおはし風邪の神」

母にまだ小さな仕事冬の梅 ひとみ
 「小さな仕事」は何、お茶を濁してはだめ。

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まいまい句会選句結果 11月

大呂俳句会 投稿日:2018年11月14日 作成者: dvx223272018年11月14日

今回のトップは4点句、

金閣を篠突く雨や三島の忌  雅宏
 4点入っていますが、「金閣寺」と「三島忌」では手品のネタがばればれ。

印象に残った句。

秋茄子や冗談交す嫁姑  森本哲雄
 この句も、「秋茄子」と「嫁姑」では手品のネタがばればれ。

蓑虫が風を遊びて揺れどおし ひろし
 「風を遊びて」はちょっと変わった描写です。選句を怠ってはだめ。

おづおづと松茸裂くや昼の酒  以と
 「おづおづ」では情けない。「ざっくりと」くらいがいい。

焙煎の香の中にゐて秋惜しむ  ひとみ
 「中に」が冗長なので「焙煎の香にゐて秋を惜しみけり」
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まいまい句会選句結果 10月

大呂俳句会 投稿日:2018年10月14日 作成者: dvx223272018年10月14日

今回のトップは4点句、

湯疲れの母の眠れる良夜かな  りつ
秋の夜や本を閉づれば雨の音  松太
川にもう海の匂ひや石叩  ひとみ
 「川はもう」がいい。

印象に残った句。

豆腐にも絹や木綿や酔芙蓉  文夫
 季語があっていないようです。「豆腐にも絹と木綿と秋の風」

松手入心に鋏響かせて  百合
 「松のことは松に習え、竹のことは竹に習え」に通じる一句。

秋晴れて姿きはやか今日の富士  雅宏
 「姿きはやか今日の富士」は遠景、これに近景を組み合わせてみるのも面白い。「鵙鳴いて姿きはやか今日の富士」

甲斐の夜の漆黒に生れ葡萄かな  さら紗
 「生れ」がよくない。普通に「甲斐の夜の漆黒にある葡萄かな」なら面白い。

(m)

まいまい句会選句結果 9月

大呂俳句会 投稿日:2018年9月16日 作成者: dvx223272018年9月16日

今回のトップは3点句、

震災の海より届き新秋刀魚  雅宏
残されて風の中なり種ふくべ  りつ
息よりも軽ろき風船かづらかな  松太
虫の夜の裁ち台遅くまで灯す  ひとみ

印象に残った句。

蒼あおと海の静かな厄日かな  いつせ
 この静かな海の後に台風の来る予感、嵐の前の静かさです。

震災の海より届き新秋刀魚  雅宏
 俳句の形なら「震災の海より届く秋刀魚かな」です。「新秋刀魚」の「新」の一字が効いているかどうか。

新豆腐皿の白とはちがふ白  文夫
 言い方が丁寧すぎるようです。「器とは違ふ白さや新豆腐」

コスモスや日照雨(そばえ)に濡れず道祖神  百合
 濡れたほうがいいのでは?「日照雨にぬれて道祖神」

虫の夜の裁ち台遅くまで灯す  ひとみ
 まだまだ推敲の余地がある俳句です。「虫の夜」の「夜」は邪魔。

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