口を出でて言葉さすらふ枯野かな 長谷川櫂 大呂俳句会 投稿日:2021年12月7日 作成者: dvx223272021年12月7日 「口を出て」ではなく「口を出でて」と字余り、そこで早くも言葉がさすらい始めている。自分の口を出た言葉が、蕭条としたこの世をひとり歩きする。(m)「季語 枯野(冬)」