宵闇の牛の温みとすれちがふ 細川加賀 大呂俳句会 投稿日:2017年10月28日 作成者: dvx223272017年10月28日 「宵闇」は秋の季語、「宵闇」の「宵」は夕べから夜中に至るまでの間。「宵闇」の「闇」は、月の出が次第に遅くなって、宵の時間でも月が上がらない闇のこと。句は田舎の畦道のようなところか。牛の温みに実感がある。宵闇よりもさらに黒々とした牛である。(m)