大呂49号ができました
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【俳句作品抜粋】
何事もなき日よろしや冷奴 赤林有子
菜の花の気持ちになつて歩みゆく 若林れい子
水音は木五倍の花をふるはせて 村上いと子
トンネルを抜けて越後は風薫る 杉本雄一
荷台には売られゆく牛夏の果 子田参月
よく冷えた人を吐き出す冷房車 関根伸子
ことごとくはてなの形碇草 星野睦子
離陸機の腹見上げては田草抜く 河野凡士
香の強き檜の野風呂山笑ふ 佐藤浩章
我もまた山を越えたし雁渡る 森本哲雄
折り畳む丸い卓袱台昭和の日 岡﨑政代
蚊遣焚き八十路なる身の置きどころ 浅見弓楽
空どこかゆるみ夾竹桃揺るる 大給松の
小さきは海へ返して浅蜊採 柳和枝
仏壇の大福さげて新茶かな 吉野新太郎
木枯の研ぎ澄ましたり二日月 小林土璃
隙あらば家に入らんと雨蛙 今井律子
カウベルのからころからん青嵐 米元ひとみ
しやぼん玉水の地球を映しけり 田村節子
