大呂48号ができました
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【俳句作品抜粋】
耕運機春の光を鋤き込める 根岸文夫
狐火やかくもしづかに恋終る 村上いと子
降る雪を眺めて一日過ぎにけり 岡﨑政代
すぐそこと言はれて遠し遍路宿 吉野新太郎
佐保姫の囁く声か凪の海 子田参月
冬に入るうどんの湯気を顔に受け 赤林有子
佐保姫の吐息か染めて西の空 杉本雄一
寒雷やがたりと止まる洗濯機 若林れい子
佐保姫の歌に合すや鳥の声 関根伸子
初ひばり比良も比叡も機嫌よく 河野凡士
魚は氷に上りリハビリ一歩づつ 田村節子
燈明の仄めいてゐる障子かな 今井律子
晴天を押し上げ辛夷はなやげる 大給松の
のどかにも猫にあくびをうつされて 浅見弓楽
明け方の足が探せるたんぽかな 吉川知日子
佐保姫よわれに降り来て作句せよ 星野睦子
小春日や少しの眠気と文庫本 堀田一枝
俎板に色を残せる春菜かな 三浦しのぶ
卒業や下宿に残る画鋲あと 岡野房子
