豆飯や娘夫婦を客として 安住敦 大呂俳句会 投稿日:2019年7月21日 作成者: dvx223272019年7月21日 塩と昆布だし、酒で味づけをしたえんどう豆、それを炊き込んだご飯が豆飯である。豆の緑が涼やかで、いかにも夏の食べ物らしい。句の「娘夫婦」、そんなに堅苦しい関係ではないのだろうが、「客として」と改まるからには、馴れ合っている様子もない。酒の出ない、ご飯だけのもてなしではあるが、「豆飯」ということで心にかようものが生れる。(m)「季語 豆飯(夏)」