やはらかな草餅といふ大宇宙 長谷川櫂 大呂俳句会 投稿日:2019年3月22日 作成者: dvx223272019年3月22日 「やはらかな草餅のごと大宇宙」という形なら直喩の俳句となる。原句も直喩に近い俳句ではあるが、はたしてどう解釈するかは、そう簡単ではない。草餅=大きな宇宙、到底、解けそうもないイコールである。ならば、解釈を捨ててしまうのが手っ取り早い。作者に乗せられて、草餅に大きな宇宙を感じ取る。そのような俳句もあるということである。(m)「季語-草餅(春)」